INFORMATION
- 2020.4.8
- ご案内
新型コロナウイルス感染症に伴う当院の治療体制①
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、神奈川県では4月7日に緊急事態宣言が出され、外出自粛の要請がなされております。また、4月初頭に日本生殖医学会より、不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示することを求める声明がありましたので、当院の診療体制についてお知らせいたします。
当院では、現在のところ診療の休止や縮小を行う予定はありません。
ただ、当院ではこうした状況に対応し、院内感染予防の観点から、次の(1)~(4)の症状がある方や条件に該当される方のご来院を当面の間、禁止とさせていただきます。
(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱がある、または、直近2週間以内に同様の症状があった
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
(2)熱や咳の症状、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
(3)罹患者が増加しているエリアへの渡航歴がある、または、罹患者と接触した可能性がある
(4)嗅覚や味覚の異常を感じる
また、上記のような症状がなく、通常通り来院いただく患者さまに置かれましても、マスクの着用や、受付に設置しているアルコールでの手指消毒・検温など感染予防へのご協力をお願いいたします。
患者さまのご協力へ感謝を申し上げますとともに、一日も早い収束を願っております。
採卵は基本的に全胚凍結を推奨します。当院としては、治療延期による患者様の妊娠出産の可能性を狭めることのないよう、全ての治療について今まで通り行います。患者様には個々に事情があると思いますので、治療の継続や一時延期のご判断はお任せいたします。治療の延期などをお迷いの方は、診察の際に医師にご相談ください。今後変更がある場合は、ホームページにて逐次お知らせいたします。
患者様におかれましては、ご自身の感染予防に努めて頂くことに加え、院内感染防止の観点から、上述のような、発熱や風邪症状のある際は受診をお控えいただきますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。
2020年4月8日
神奈川ARTクリニック
院長 田島 敏秀